グループホームでかかりつけナースをもちませんか?
はじめに
近年、グループホームでは入居者様の重度化の問題や後期高齢者の長期入居が増加している傾向にあります。また入居者様が人生の終末期を住み慣れた場所で過ごしたいというご希望も増えてきております。なじみの関係の中で安心して暮らせ、入居者様が希望すれば重度化しても終末期であっても最期までグループホームでの生活が継続できるようにサポートできればと思っております。その為にも、『医療連携体制加算』を最大限利用することでより長く入居者様がグループホームで過ごされる事が出来るように当訪問看護ステーションとの連携をご提案致します
グループホーム様との連携
◆計画的な訪問
<週1回程度の訪問>※2ユニットご利用にて
- 健康管理(身体状態の観察・管理と悪化予防のため)
- 入居者様と看護師の関係・なじみの関係を保つため
<頻回な計画的訪問> ※医療保険での訪問に切り替えることができます。
- 定期的・頻繁な医療処置などが必要な場合
- 入居者様の状態により、短期的に頻繁な訪問が必要な場合
◆電話対応・相談
- 入居者様の病状変化に対して、24時間365日電話対応致します。
- 電話で状況を判断し、判断が難しい場合には訪問させて頂くこともあります。
収益
医療連携加算がとれ収益にもつながります
グループホームが、以下のような算定条件を満たして保険者(区市町村)に届け出した場合に算定できるものです。
入居者様一人につき、一日、39単位
1ユニット9名の入居者様が、1ヶ月(30日)入居した場合
39単位 × 9名 × 30日 = 10,530単位
京都市における1単位10.7円の場合は
112,671円/月となります。
看護師による業務内容以下のようになります
- 日常的な健康管理(健康上の異常の早期発見、悪化予防)
- グループホーム職員の皆様からの相談の対応
(入居者様の健康上のちょっとした気になることの相談など)
- 入居者様の生活の質を向上させるためのアドバイス
- 医師との連絡調整、入退院の調整・相談、必要な医療処置
看護職が関与することによるメリット
- 医療提供により入院の回避
- 病院との医療連携が強化できることにより早期退院が可能
- 入居者様の疾病の早期発見・対応
- 入居者様の精神症状の安定化
- 点滴など医療依存度の高い利用者様の受け入れが可能
- 看取り(人生の終末期)の対応
- 気軽に相談できることによる介護職員の皆様の安心感
算定要件
- ·看護師の配置
- ·
看護師による24時間連絡対応の確保
- · 重度化・終末期対応指針・家族等の同意(入居者様が重度化した場合における対応の指針を定め、ご本人様及びご家族様等に説明し文書で同意を得ます)